米国株
デイリーレポート
7 件2026/10/01(木)|PCEが予想下回り利上げ確率は急低下、それでも米30年債は5.64%と高値更新。金は4,219ドルまで上げたあと4,156ドルへ反落、月間では6.7%の下落
9/30の米国は、8月PCEが前年比3.4%と予想の3.7%を下回り、10月利上げの織り込みが約70%から35〜40%前後へ急低下した。それでも米10年債は5.30%、30年債は5.64%前後と高値圏で引け、S&P500は−0.25%、ダウは−0.86%。金はPCE後に4,219ドルまで上げたが4,156ドル(−0.70%)で引け、9月は6.7%下げた。原油は供給回復の一服でWTI90.42ドルへ反発した。
2026/09/30(水)|米30年債が2002年以来の高値、消費者信頼感は12年ぶり低水準。原油は供給回復で下落し、金は4,160ドル前後へ自律反発
9/29の米国は、30年債利回りが一時5.6%台と2002年以来の高値をつけ、Conference Boardの消費者信頼感が81.9と2014年以来の低水準になった。一方で原油はサウジの紅海輸出再開でWTIが89.38ドルへ3.5%下落し、米2年債は横ばい圏に収まった。金は前日の7週間ぶり安値から4,160ドル前後へ戻した。米3指数は小幅安にとどまった。
2026/09/29(火)|トランプ氏がイラン提案を拒否し原油反発、米10年債は5.21%で金は7週間ぶり安値の4,120ドル前後へ急落
トランプ大統領がホルムズ海峡再開を巡るイランの提案を拒否し、Brentは106ドル台へ反発した。米10年債利回りは5.21%と2007年以来の高水準を更新し、10月のFed追加利上げ確率は約70%へ上昇。金は4,230ドルのネックラインを割り込み、約3〜4%安の4,120ドル前後と8月5日以来の安値をつけた。米株は3指数がそろって下落した。
2026/09/28(月)|ホルムズ海峡の緩和観測で原油急落、AI高揚でダウ478ドル高。金利は高止まりのまま金は4,280ドルで週を終える
米・イランがホルムズ海峡再開に向けた段階的合意を協議しているとの報道でBrent・WTIが急落し、米10年債利回りは5.17%へ小幅に低下したが2007年以来の高水準は維持した。MicrosoftのAI新機能などを材料にダウ平均は478ドル高。一方でOracleの5年CDSは2009年以来の水準に達し、AI高揚と信用不安が同時進行している。金は4,280ドルで週を終えた。
2026/09/25(金)|世界同時の債券安が加速。米10年5.223%、日本10年は1996年以来の高値。金は4,273へ切り返す
米10年債利回りが5.223%と2007年6月以来の高水準を更新し、日本10年債も3.075%と1996年8月以来の高値に達した。世界の国債が同時に売られるなか、Oracleのデータセンター向け不可抗力通知がAI設備投資の信用リスクに新たな警戒を広げている。金は前号の日中安値4,254ドルから4,273ドルへ切り返し、支持帯4,230ドルを維持した。
2026/09/24(木)|原油反発で金利は19年ぶり高水準。金は4,300を割り、支持帯4,254へ到達
5日ぶりに反発した原油とFed高官の相次ぐタカ派発言が重なり、米10年は5.135%と2007年7月以来の水準へ。30年は5.398%。前号で「シナリオA」として置いた経路が一日で実現し、本日19時時点で金は4,254ドル。前号から次の支持帯として挙げていた水準に、二営業日で到達した。
2026/09/23(水)|タカ派発言で金は4,300ドル接近、Nasdaqは最高値。指数の中身は割れている
Fed高官のタカ派発言で追加利上げ観測が強まり、金は−0.81%の4,307ドルへ。前号で想定レンジの下限としていた4,313ドルを割り込んだ。一方でNasdaqは半導体主導で最高値を更新している。同じ日に銀行株が売られており、指数の上昇が単一テーマに依存していることが数字に出た。