2026/11/04(水)|金は3,931ドルへ0.39%安。中間選挙の投票日に米10年債は4.95%へ上げ、実質金利は2.65%。原油は2日続落の96ドル台、半導体は戻しNasdaq+0.83%
11/3の米国は中間選挙の投票日。米国によるイランのケシュム島への攻撃が伝えられた一方、カタールの仲介は続き、WTIは96.09ドル(−0.38%)と2日続けて下げた。JOLTSの求人件数は752万件と強く、米10年債は4.95%、実質金利は2.65%へ上げた。金は読み取りで3,931ドルと0.39%下げ、半導体の戻りでNasdaqは+0.83%だった。
- 金はUSAGOLDの11/3の読み取りで3,931.04ドル、11/2確定値3,946.59ドルから−0.39%。朝は3,965.80ドルまで上げたが(Kitco)、金利高で押し戻された。
- 米10年債は4.95%へ+4bp、2年債は4.61%へ+2bp、実質金利は2.65%へ+3bp(財務省)。9月のJOLTS求人件数は752.3万件と33.3万件増えた(Haver)。
- 米国がイランのケシュム島を攻撃したと伝えられたが、カタールは仲介を続けると表明。WTIは96.09ドル(−0.37ドル)、Brentは103.60ドル(−1.17ドル)で引けた(CNBC)。
- 半導体株指数は+2.63%と戻し、Nasdaqは+0.83%、S&P500は+0.36%。ダウはアップル−1.90%などで−0.38%。AMDは引け後の決算で時間外+8.29%(StockTitan)。
- 中間選挙の結果はこの号の時点で未判明。ドル指数の11/3終値は未確認で、読み取りの101.88(17:53 NY時間)を載せる。日経平均は11/3が文化の日で休場。
- レジスタンス4,084Kitcoが挙げる2つ目の抵抗
- レジスタンス4,000節目。10/29確定値4,023.23ドルの下
- レジスタンス3,975Kitcoが挙げる最初の抵抗。11/3の朝は3,965.80ドルで止まった
- 現在値3,93111/3 USAGOLDの読み取り(3,931.04ドル、16:03 山岳部時間)
- サポート3,871Kitcoが挙げる最初の支持。10/30確定値3,875.20ドルのすぐ下
- サポート3,797Kitcoが挙げる2つ目の支持
2026/11/04 08:30 JST(11/3の米国セッションを扱います)
Macro Theme
11/3の米国は中間選挙の投票日で、金利の物差しが金に効き直した日だった。9月のJOLTS求人件数は752.3万件と33.3万件増え(Haver)、CNBCは予想を上回ったと伝えた。米10年債は4.95%へ4bp上げ、そのうち3bpが実質金利(2.65%)の上昇だった(財務省)。ドル指数は読み取りで101.88と小さく上げ、ドル円は158.67円まで円安が進んだ。
- 中間選挙の 投票日
- 求人は 752万件
- 実質金利 2.65%へ
- 金は 0.39%安
強い求人と原油の下げ渋りで金利が上げ、金は朝の上げを失った
中東では、米国がイランのケシュム島を攻撃したと米当局者がウォール・ストリート・ジャーナルに語り(CNBC)、イラン革命防衛隊はホルムズ海峡の東で米軍の無人機MQ-9を撃墜したと主張した(Kitco)。Brentは朝に106.60ドルまで上げたが(StockTitan)、カタールが仲介を続けると表明したことで売られ、Brentは103.60ドル(−1.17ドル)、WTIは96.09ドル(−0.37ドル)と2日続けて下げた(CNBC)。
金は米国の朝に3,965.80ドル(+0.51%)まで上げたが(Kitco)、金利の上昇に押し戻され、USAGOLDの11/3の読み取りで3,931.04ドルと0.39%下げた。株は半導体が4日ぶりに戻し、Nasdaqは+0.83%、S&P500は+0.36%、ダウは−0.38%だった。中間選挙の結果は、この号の時点で出ていない。
Market Drivers
① 求人件数は752万件、金利は名目も実質も上げた
9月のJOLTSで、求人件数は752.3万件と33.3万件増え、前年比+4.9%だった。自発的な離職(quits)も32.1万件増えて336.5万件となった(Haver)。8月分は719.0万件へ上方修正された(Kitco)。CNBCは予想を上回ったと伝え、Kitcoは製造業受注も強かったとした。米10年債は一時4.96%、2年債は4.623%まで上げた(CNBC)。財務省の日次の値では、10年債は4.95%(+4bp)、2年債は4.61%(+2bp)。
労働市場の強さが、利上げ観測を支える材料を一つ足した。ISM製造業(11/2)に続く強い指標で、10年債の上げの大半が実質金利に出た。11/4のADP雇用統計とISM非製造業、11/6の雇用統計が続く。
② ケシュム島への攻撃と仲介の継続で、原油は上げてから下げた
米国がイランのケシュム島を攻撃したと伝えられ(CNBC、WSJの報道による)、米当局者は防衛的な措置だと説明した(Kitco)。イラン外務省の報道官は「強制にもとづく外交は受け入れない」と述べ、協議の実際の進み具合ははっきりしない(CNBC)。一方でカタール外務省は米国とイランの仲介を続けると表明した(同)。Brentは朝の106.60ドル(+1.75%、StockTitan)から下げ、103.60ドルで引けた。
攻撃の報道でも原油の戦争プレミアムは戻らず、市場はまだ協議の側に賭けている。ただし前日の7%超の下げに比べると下げ幅は小さく、WTIは96ドル台で下げ渋った。
③ 半導体は戻し、アップルは決算後に続落
フィラデルフィア半導体株指数は10,328.33から10,600.40へ+2.63%、エヌビディアは+2.29%、AMDは+3.65%と戻した(Yahoo Finance)。アップルは粗利益率の見通しが嫌気されて331.90ドルへ−1.90%、ショッピファイは売上高が予想にわずかに届かず−8.74%だった(StockTitan、Yahoo Finance)。引け後にAMDは過去最高の売上高(134億ドル)を出し、時間外で+8.29%、アリスタ・ネットワークスは+14.20%と伝えられた(StockTitan、17:00 ET時点)。
4日続いた半導体の売りが止まった。引け後のAMDの決算が、AI関連の選別を和らげるかが11/4の焦点になる。時間外の値は通常取引の終値ではない。
情報元:Haver Analytics、Kitco、CNBC ほか3件
- Haver Analytics(U.S. JOLTS: Labor Demand Improved in September、2026/11/03)
- Kitco(Gold, silver decline as strong U.S. jobs data lifts yields on election day - Kitco PM Report、2026/11/03)
- CNBC(Treasury yields rise as investors weigh midterm vote, jobs data and Iran tensions、2026/11/03)
- CNBC(Crude oil prices fall for second day as market hopes for diplomatic resolution to Iran war、2026/11/03)
- Kitco(Gold gains, silver slips as U.S. midterms and Iran strikes unsettle markets - Kitco AM Report、2026/11/03)
- StockTitan(Stock Market Today Live, November 3, 2026)
金利(起点)
米10年債利回り:4.95%(11/3、財務省 日次イールドカーブ。11/2の4.91%から+4bp。FRED DGS10の11/2分4.91%は前号の値と一致)
求人件数は33.3万件増え、実質金利は+3bp、期待インフレ率は+1bpにとどまった。前日に平らになった曲線は少し戻した。
米2年債利回り:4.61%(11/3、財務省。11/2は4.59%で+2bp)
米30年債利回り:5.32%(11/3、財務省。11/2は5.28%で+4bp)
日本10年債利回り:2.817%(10/30時点、財務省の最新掲載分。11/2分は未掲載。11/3は文化の日)
実質金利(TIPS10年):2.65%(11/3、財務省 実質利回りカーブ。11/2の2.62%から+3bp。FRED DFII10の11/2分2.62%は前号の値と一致)
期待インフレ率(10年BEI):2.30%(11/3時点、FRED T10YIE。11/2は2.29%で+1bp)
10年債の+4bpは、実質金利の+3bpと期待インフレ率の+1bpに分かれた。原油は下げたので、期待インフレ率はほとんど動かず、上げの中心は実質金利だった。強いJOLTSが利上げ観測を支えた形である。2年と10年の差は前日の32bpから34bpへ少し開き、30年債も5.32%へ上げて、長い年限ほど売られた。選挙を前に、財政への警戒で長期債を持ちにくかった面もあるとみられる(推測を含む)。日米の金利差は10/30の値どうしで約2.12ポイントのまま(日本の11/2分が未掲載のため)。
情報元:米財務省、FRED、財務省 ほか2件
ドル
DXY:101.88(11/3 17:53 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance DX-Y.NYB。11/2終値101.75から+0.13%)。11/3の終値を伝える報道を確かめられなかったため、読み取りを時刻つきで載せる。翌号で確定した終値と照合する。前号で読み取りとして載せた11/2の101.79は、確定した終値では101.75だった
USD/JPY:158.67(11/3 ニューヨーク17時、11/2の157.93から+0.47%、Yahoo Finance JPY=X 1時間足)
EUR/USD:1.1194(11/3 ニューヨーク17時、11/2の1.1191から+0.03%、Yahoo Finance EURUSD=X 1時間足)
ドルは金利高に沿って小さく上げたが、主役は円安だった。ユーロドルはほぼ横ばいで、ドル指数の上げは円に対するドル高が中心である。ドル円は158円台後半に乗せた。米国の金利が上げる中で、日本の10年債の利回りは10/30に下げており、金利差が円を押し下げている。158円台は日本の当局の発言に警戒が強まる水準でもある。
情報元:Yahoo Finance、FXStreet ほか2件
商品
WTI:96.09ドル(−0.37、−0.38%、11/3清算値、CNBC。MarketScreenerの96.09ドルと一致。11/2終値96.46ドルはYahoo Finance CL=Fで確定し、前号の値と一致)
Brent:103.60ドル(−1.17、−1.12%、11/3清算値、CNBC。11/2終値104.77ドルはYahoo Finance BZ=Fで確定)
金(現物):3,931.04ドル(11/3のセルを16:03 山岳部時間に読み取り、USAGOLD価格履歴。11/2確定値3,946.59ドルから−15.55ドル、−0.39%)。11/3の現物の終値は未確認。前号で読み取りとして載せた11/2の3,946.68ドルは、確定値では3,946.59ドルだった(−0.09ドル。前日比は+1.84%のまま)。Kitcoは米国の朝に3,965.80ドル(+0.51%)、午後のPMレポートで3,924.10ドル(−0.55%)と伝え、下げの理由に強い雇用と製造業受注の指標による利回りの上昇を挙げた
金先物(COMEX期近):3,940.20ドル(11/3 16:59 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance GC=F。終値ではない。参考値。11/2終値は3,969.60ドル)
銀先物(COMEX期近):49.810ドル(11/3 16:59 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance SI=F。11/2終値50.720ドルから−1.79%)
プラチナ先物:1,418.30ドル(11/3 16:59 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance PL=F。11/2終値1,459.00ドルから−2.79%)
銅先物:6.4130ドル/ポンド(11/3 16:59 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance HG=F。11/2終値6.5435ドルから−1.99%)
前号で読み取りとして載せた11/2の値は、確定した終値で銀50.720ドル(前号50.710)、プラチナ1,459.00ドル(同1,449.40)、銅6.5435ドル(同6.5425)だった
Macro Drivers(三軸)
実質金利:2.65%へ+3bp。逆風
- 地政学(ケシュム島) ▲
- 実質金利 ▲2.65%(+3bp)
- ドル ▲101.88(+0.13%)
物差しが金に効き直した一日。選挙と雇用統計で金利が下がらなければ、上値は重い。
ドル:101.88(読み取り)へ+0.13%。小さな逆風
地政学:ケシュム島への攻撃と無人機の撃墜の主張で緊張は再び高まったが、カタールの仲介は続き、原油は下げた。金の支えとしては朝だけ効いた
資金フロー結論
金は朝に地政学で上げ、そのあと金利に押し戻された。10/28〜11/2は金利と逆の向きに動いていたが、11/3は実質金利とドルが上げて金が下げる、物差しどおりの動きに戻った。銀は−1.79%、プラチナは−2.79%、銅は−1.99%と金より大きく下げ、前日に買い戻された金属ほど売られた。金はKitcoが挙げる最初の抵抗3,975ドルの手前で止まり、下の支持は3,871ドル、その下は3,797ドル。
情報元:USAGOLD、Kitco、MarketScreener ほか8件
- USAGOLD(Daily Gold Price History)
- Kitco(Gold, silver decline as strong U.S. jobs data lifts yields on election day - Kitco PM Report、2026/11/03)
- MarketScreener(WTI Crude Oil Contract Closes Down $0.37, or 0.4%; Settles at $96.09 per Barrel、2026/11/03)
- Kitco(Gold gains, silver slips as U.S. midterms and Iran strikes unsettle markets - Kitco AM Report、2026/11/03)
- CNBC(Crude oil prices fall for second day as market hopes for diplomatic resolution to Iran war、2026/11/03)
- Yahoo Finance(WTI CL=F)
- Yahoo Finance(Brent BZ=F)
- Yahoo Finance(Gold GC=F)
- Yahoo Finance(Silver SI=F)
- Yahoo Finance(Platinum PL=F)
- Yahoo Finance(Copper HG=F)
株
S&P 500:7,568.92(+27.52、+0.36%)(11/3終値、Yahoo Finance ^GSPC。FRED SP500の11/2分7,541.40は前号の値と一致)
- 半導体株指数▲ +2.63%4日続いた売りが止まり反発
- アップル▼ −1.90%粗利益率の見通しが嫌気された
Nasdaq総合:25,372.01(+207.69、+0.83%)(11/3終値、Yahoo Finance ^IXIC)
ダウ平均:51,786.72(−197.26、−0.38%)(11/3終値、Yahoo Finance ^DJI)
ラッセル2000:2,812.45(+6.57、+0.23%)(11/3終値、Yahoo Finance ^RUT)
日経225: 63,081.86円(−208.25円、−0.33%、11/2終値、Yahoo Finance ^N225)。11/3は文化の日で休場
米国は半導体の買い戻しとアップルの続落で明暗が分かれた。半導体株指数は+2.63%と4日ぶりに上げ、Nasdaq100に連動するQQQは+0.62%(StockTitan)。ダウはアップルの−1.90%などが重く−0.38%だった。金利が上げる中でも、売られすぎたハイテクに買い戻しが入った形で、AI関連の選別が終わったとまでは言えない。引け後のAMDとアリスタの好決算は、11/4の半導体の追い風になりうる。
東京は11/3が休場のため、11/2と11/3の米国の動き(11/2の半導体安、11/3の戻り、原油の2日続落、158円台の円安)をまとめて11/4に受ける。
情報元:Yahoo Finance、StockTitan、CNBC ほか5件
- Yahoo Finance(S&P 500 ^GSPC)
- Yahoo Finance(Nasdaq Composite ^IXIC)
- Yahoo Finance(Dow Jones ^DJI)
- Yahoo Finance(Russell 2000 ^RUT)
- Yahoo Finance(PHLX Semiconductor ^SOX)
- Yahoo Finance(Nikkei 225 ^N225)
- StockTitan(Stock Market Today Live, November 3, 2026)
- CNBC(S&P 500 snaps 3-day skid on Election Day as chip stocks rebound、2026/11/03)
Crypto
BTC:76,709ドル(11/3 09:00 JST時点、CoinGecko 日次 UTC 0:00。24時間前比−2.02%)。11/3の米国セッションを含む値(11/4 09:00 JST時点)は、この号の時点で未確認
BTC現物ETFの資金フロー:−398.6百万ドル(11/2、米国の現物ETF合計、Farside)。10/30の−643.2百万ドルに続く流出。11/3分は未確認(Farsideに未掲載)
BTCは7万7千ドルを割り込み、ETFからの流出は2日続いた。11/2の米国セッションを含む値(11/3 09:00 JST時点)は−2.02%で、同じ日のNasdaqの−1.07%より大きく下げた。11/2は金が1.84%戻した日で、BTCは金と逆に動いた。実質金利が2.6%台で上げており、BTCにも金にも追い風ではない。
情報元:CoinGecko、Farside Investors
Volatility
VIX:20.83(11/3終値、11/2の21.15から−0.32、−1.51%、Yahoo Finance ^VIX。FRED VIXCLSの11/2分21.15は前号の値と一致)
日経VI:35.72(11/2終値、Yahoo Finance ^NKVI.OS。11/3は休場)
MOVE指数:99.97(11/3終値、11/2の100.36から−0.39%、Yahoo Finance ^MOVE)
米ハイイールド債スプレッド:3.43%(11/2時点、FRED BAMLH0A0HYM2。10/30の3.44%から−1bp)
選挙の当日でも、VIXは20台にとどまった。10年債が4bp上げてもMOVEは100を割り込み、米国債の変動への不安は広がっていない。HYスプレッドは11/2に3.43%と、10/30に18bp広がったあと横ばいで、クレジットの緊張は進んでいない。日経VIは11/2の35台のままで、日米の比は約1.7倍。休場明けの東京で日経VIがどこまで下がるかが、内外の温度差の確かめどころになる。
情報元:Yahoo Finance、FRED ほか2件
今日の資金フロー
総括:中間選挙の投票日に、強い求人の数字が実質金利を押し上げ、金は朝の地政学の買いを失った。ケシュム島への攻撃が伝えられても原油は下げ、市場は協議の側に賭け続けている。結果は11/4に持ち越された。
マーケットポジション(中期の歪み)
最大の歪みは、利上げ観測と原油の向きのずれである。原油は2日でWTIが104ドル台から96ドル台へ下げ、期待インフレ率は2.30%と低いままなのに、ISM(11/2)とJOLTS(11/3)の強さで実質金利は2.60%(10/30)から2.65%へ上げた。インフレの見通しが和らいでも、景気の強さが利上げを支える構図で、金にとっては原油安の恩恵が実質金利に打ち消されている。
二つ目は、攻撃の報道と原油の値動きのずれ。ケシュム島への攻撃と無人機の撃墜の主張という緊張の材料が出ても、原油は下げた。市場は協議の進展に賭けているが、イランは「強制にもとづく外交は受け入れない」とし、協議の実態ははっきりしない。協議が崩れれば、2日ではげた戦争プレミアムが戻る余地は大きい。
三つ目は、日米の金利の向きのずれと円安。米国の10年債が4.95%へ上げる中で、ドル円は158円台後半に乗せた。日本の当局の介入への警戒が強まる水準で、円の反発が起きればドル指数とドル建ての金の両方に響く。
Next Flow(短期)
シナリオA:3,975ドルを上抜け、4,000ドルの節目を試す
シナリオB:3,871ドルを割り込み、3,797ドルを試す
シナリオC:雇用統計まで3,871〜3,975ドルにとどまる
判定は雇用統計のあとの11/9号で行う。
Market Bias(短期)
中立。実質金利は2.65%へ上げ、金は3,975ドルの抵抗の手前で押し戻された。金利の物差しが金に効き直しており、強い指標が続けば上値は重い。原油は協議の報道で振れている。中間選挙の結果と11/6の雇用統計で金利の向きを確かめるまで、3,871〜3,975ドルの範囲を想定する。
最優先の監視項目は3つ。
- 政治:中間選挙の結果(上下両院の勢力)と、財政・選挙後のイランへの対応
- 指標:11/4のADP雇用統計とISM非製造業、11/6の米10月雇用統計。強ければ実質金利がさらに上がる
- 金:Kitcoの最初の抵抗3,975ドルを上抜けるか。下は3,871ドルと3,797ドル
本日の市場スケジュール(JST)
- 11/4 中間選挙の開票、米ADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数、東京は休場明け
- 11/5 英中銀(BoE)の政策金利
- 11/6 米10月雇用統計
情報元:CNBC、Devdiscourse
2026/11/04 08:30 JST 時点。主要トリガーは752.3万件と強かったJOLTSの求人件数、2.65%へ上げた実質金利と4.95%の米10年債、ケシュム島への攻撃が伝えられても2日続けて下げて96ドル台となったWTI、3,975ドルの抵抗の手前で押し戻されて3,931ドルとなった金、結果がまだ出ていない中間選挙。