XAU / USD4,028−2.73%ドル指数 DXY101.62−0.16%米10年金利4.96%−17bp実質金利 10Y2.64%−12bpWTI原油99.47+2.39%S&P 5007,663.43−1.21%日経22562,907.84−2.65%BTC / USD81,256−3.36%
No. 24平日更新
2026年10月23日(金)
TEITEN定点資金の流れで読む、今日の市場
No. 242026年10月23日(金)

2026/10/23(金)|金は4,028ドルへ−2.73%と急落、米10年債は4.96%へ17bp低下。Nasdaqは−2.60%、Brentは清算値113.17ドルと5か月ぶりの高値

10/22の米国は、AI投資への不安が再燃してNasdaqが26,008.86(−2.60%)、S&P500が7,663.43(−1.21%)と下げた。資金は米国債に向かい、10年債は4.96%(−17bp)、実質金利は2.64%(−12bp)へ下がった。それでも金はUSAGOLDの読み取りで4,027.69ドル(−2.73%)と急落した。ホルムズ海峡での攻撃でBrentは113.17ドルで清算した。

Financial and Marketing M16編集:村瀬 一郎2026.10.23 発行更新 08:40 JST
XAU / USD
4,028
−2.73%
ドル指数 DXY
101.62
−0.16%
米10年金利
4.96%
−17bp
実質金利 10Y
2.64%
−12bp
WTI原油
99.47
+2.39%
S&P 500
7,663.43
−1.21%
日経225
62,907.84
−2.65%
BTC / USD
81,256
−3.36%
本日の要点
  1. 米10年債は4.96%(−17bp)、2年債は4.65%(−16bp)、30年債は5.29%(−13bp)(財務省、10/22)。実質金利は2.64%(−12bp)、期待インフレ率は2.32%(−5bp、FRED)。株安で米国債が買われた。
  2. 金の現物はUSAGOLDの読み取りで4,027.69ドル(10/22 17:06 山岳部時間)、10/21確定値4,140.75ドルから−2.73%。金利もドルも下がったのに売られ、夏からの上げをほぼ消した(Kitco)。
  3. 米国株はAI関連が売られた。Nasdaqは26,008.86(−2.60%)、S&P500は7,663.43(−1.21%)で7月以来の下げ幅、ダウは52,867.98(+0.02%)。メタは約7%安(Yahoo Finance)。VIXは19.03(+14.09%)。
  4. 原油は5か月ぶりの高値。Brent12月限は113.17ドル(+4.35ドル)、WTI12月限は99.47ドル(+2.32ドル)で清算した(Newsquawk)。イランは海峡でタンカー7隻が被害を受けたと伝えた(Kitco)。
  5. 東京は10/22に日経平均が62,907.84円(−2.65%)、日経VIは35.97(+16.60%)。ドル円・ユーロドルの10/22終値、金先物の10/22清算値、BTC現物ETFの資金フローは未確認。BTCは81,256ドル(10/23 08:02 JST時点)。
テクニカル・レベル
  1. レジスタンス4,14110/21のUSAGOLD確定値(4,140.75ドル)。10/19確定値4,140.83ドルとほぼ同じ水準で、急落の起点
  2. レジスタンス4,12510/20のUSAGOLD確定値(4,124.85ドル)。前号の下値支持。10/22に割り込んだ
  3. レジスタンス4,068Kitcoが挙げる最初の抵抗(4,068〜4,079ドル)
  4. 現在値4,02810/22のUSAGOLD読み取り(4,027.69ドル、10/22 17:06 山岳部時間)。確定値ではない
  5. サポート4,000心理的な節目。Kitcoは4,038ドルの次の支持に挙げる
  6. サポート3,900夏に反発した4,000〜3,900ドルの支持帯の下端(Kitco、Jesse Colombo氏)

2026/10/23 08:40 JST(10/22の米国セッションを扱います)


Macro Theme

10/22の米国は、AI投資への不安が再燃し、ハイテク株が売られた。Nasdaqは26,008.86(−2.60%)、S&P500は7,663.43(−1.21%)と下げ、S&P500は7月以来の下げ幅だった(Kitco)。ダウは52,867.98(+0.02%)で横ばいにとどまり、売りはハイテク株に集中した。VIXは19.03(+14.09%)へ上がった。

資金フロー今日の流れ
  1. AI投資への 不安が再燃
  2. 米国債に 資金が逃げる
  3. 原油は 5か月ぶり高値
  4. 金は 金利安でも急落
AI投資への不安メタの決算後
ハイテク株の売り Nasdaq −2.60%
米国債の買い 10年債 4.96%
恐怖指数の上昇 VIX 19.03
ドルは小安 101.62(読み取り)
金は急落 4,028ドル(読み取り)

AI関連株が売られ、資金は米国債へ。原油は中東の攻撃で上げ、金は金利の低下に支えられず売られた

資金は米国債に向かった。米10年債は4.96%(−17bp)、実質金利は2.64%(−12bp)と大きく下がり、ドル指数も読み取りで101.62(−0.16%)と小安かった。三軸がそろって金の追い風になったのに、金はUSAGOLDの読み取りで4,027.69ドル(−2.73%)と急落した。原油はホルムズ海峡でのタンカーへの攻撃で上げ、Brentは113.17ドルで清算した。

資金ハイテク株売り(Nasdaq −2.60%)/ 米国債買い(10年債 4.96%)/ 金売り(4,028ドル)/ 原油買い(Brent 113.17ドル)

Market Drivers

① AI投資への不安:Nasdaqは−2.60%、メタは約7%安

Yahoo Financeは「AIへの支出と資本コストへの不安が再燃した」と伝えた。メタは決算と1対2の株式分割の発表を受けて約7%下げ、テスラも予想を上回る決算だったが約3%安で引けた(Yahoo Finance)。半導体株も売られた(Yahoo Finance)。前号で触れたとおり、メタは年間の設備投資を1,350億〜1,450億ドルと見込んでいる(TipRanks)。Nasdaqは−694.00ポイントで、Kitcoは「AI投資の資金調達と収益性への不安」が重荷になったと書いた。ダウとラッセル2000(+0.11%)は小幅に上げ、売りは評価の高い成長株に集中した(Kitco)。

指標米失業保険申請は3か月ぶり低水準
新規失業保険申請週間下振れ
予想20万件
結果19.4万件
継続受給者数(10/10週)172.8万件前週比+2.5万件

棒は0起点。予想との差が小さければ棒の差も小さい

前号で「まだ決まっていない」とした、メタの設備投資に対する評価は売りに傾いた。時間外の約3%高は本取引で続かなかった。

② 米国債への逃避:10年債は−17bp、それでも利上げ観測は残る

10年債は4.96%(−17bp)、2年債は4.65%(−16bp)、30年債は5.29%(−13bp)だった(財務省、10/22)。株安で米国債が買われた(Kitco、Yahoo Finance)。一方、週次の新規失業保険申請件数は19.4万件と、予想の約20万件を下回り3か月ぶりの低水準だった(Kitco、Yahoo Finance)。FF金利先物は10/27〜28のFOMCでの据え置きを約84%と織り込み、12月の追加利上げが市場の中心的な見方とされる(Kitco)。

金利は株安で下がったが、利上げ観測そのものは崩れていない。雇用は底堅く、原油高が物価の不安を残す。

③ 中東:ホルムズ海峡での攻撃で、Brentは5か月ぶりの高値

イランは、ホルムズ海峡でタンカー7隻が被弾または機雷で損傷・炎上したと伝えた。被害の全容は独立して確認されていない(Kitco)。トランプ大統領は、イランが原油価格を上げるために攻撃を偽っていると非難した(CBS News)。サウジはダンマームの空港とアラムコの油田への攻撃を受けたと発表し(Yahoo Finance)、Saxo Bankはシャイバ油田へのドローン攻撃では操業に影響が無かったと伝えた(Rigzone)。米国とイスラエルが、11月の選挙のあとにイランへの攻撃を再開する計画を立てたとも報じられた(Yahoo Finance)。

Brent12月限は+4.35ドルの113.17ドル、WTI12月限は+2.32ドルの99.47ドルで清算した(Newsquawk)。Yahoo FinanceとKitcoも、Brentが5月以来の高値をつけたと伝えた。

前号で焦点にした「Brentの清算値で110ドル」は上抜けた。それでも期待インフレ率は下がっており、原油高は金利の上昇にはつながらなかった。

情報元:


金利(起点)

米10年債利回り:4.96%(10/22、財務省 日次イールドカーブ。10/21は5.13%で−17bp。FRED DGS10の10/21分も5.13%で一致。Yahoo Financeは取引中に5.02%と伝えたが、系列の値を採る)

金利金利は大きく下がった
米10年債4.96%▼ −17bp2年債との差は31bp
実質金利2.64%▼ −12bp
株安で米国債へ

AI関連株の売りで米国債が買われた。10年債の−17bpは、実質金利の−12bpと期待インフレ率の−5bpに分かれる。原油高の中でも期待インフレ率は下がった。

定点米10年債利回り直近20号
高 5.31%10/6 安 4.96%10/23 10/23 4.96%

米2年債利回り:4.65%(10/22、財務省。10/21は4.81%で−16bp)

米30年債利回り:5.29%(10/22、財務省。10/21は5.42%で−13bp)

日本10年債利回り:2.923%(10/21、財務省の最新掲載分。10/20は2.927%で−0.4bp。10/22分は未掲載)

実質金利(TIPS10年):2.64%(10/22、財務省 実質利回りカーブ。10/21は2.76%で−12bp。FRED DFII10の10/21分も2.76%で一致)

期待インフレ率(10年BEI):2.32%(10/22時点、FRED T10YIE。10/21は2.37%で−5bp)。前号で計算値とした10/21の2.37%は、T10YIEの値と一致した

10年債の−17bpは、実質金利の−12bpと期待インフレ率の−5bpに分けられる。下げの7割は実質金利で、景気と株の不安から来る買いだったと読める。原油が5か月ぶりの高値でも期待インフレ率は下がった。曲線は全体に下がり、2年と10年の差は32bpから31bpへ縮んだ。日米の金利差は10/21の値どうしで約2.21ポイント。

資金名目4.96%(−17bp)実質2.64%(−12bp)+ 期待インフレ2.32%(−5bp)(10/22)
資金株米国債(2年・10年・30年とも13〜17bp低下)

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ドル

DXY:101.62(10/22 18:04 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance DX-Y.NYB。終値ではない。10/21終値101.78から−0.16%)。前号で読み取り101.69とした10/21は、終値101.78(10/20比+0.05%)で確定した

定点ドル指数(DXY)直近20号
高 102.5310/15 安 100.429/23 10/23 101.62

USD/JPY:未確認(10/22のニューヨーク終値を確かめられなかった)。東京市場の17時は157.23円で、前日17時から89銭の円高(ロイター、BigGo Finance経由)。157.50円の下抜けで損切りの売りが出たと伝えられた

EUR/USD:未確認(同上)。東京市場の17時は1.1234ドル(ロイター、BigGo Finance経由)

株安の日にドルが買われなかった。米金利の大きな低下で日米の金利差が縮み、円が買われた。Kitcoの取材に応じたJesse Colombo氏は、円の上げ方から為替介入の可能性に触れたが、介入は確認されていない。

資金ドル小幅売り(DXY 101.62、読み取り)/ 円買い(東京17時 157.23円)

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商品

WTI:99.47ドル(+2.32、+2.39%、12月限の10/22清算値、Newsquawk。10/21清算値97.15ドルはYahoo Finance CL=Fの終値と一致)

定点金(XAU/USD)直近20号
高 4,307.639/23 安 4,02810/23 10/23 4,028ドル

Brent:113.17ドル(+4.35、+4.00%、12月限の10/22清算値、Newsquawk。10/21清算値108.82ドルはYahoo Finance BZ=Fの終値と一致)。Yahoo FinanceとKitcoは5月以来の高値と伝えた

金(現物):4,027.69ドル(10/22 17:06 山岳部時間のUSAGOLD価格履歴の読み取り。確定値ではない。10/21確定値4,140.75ドルから−113.06ドル、−2.73%)。表の前日比欄は+3.31ドルで、確定値との差と合わない。翌号で確定値と照合する。Kitcoは米国の午後遅くに4,021.20ドル(−119.10ドル、−2.88%)と伝えた。前号で読み取り4,130.76ドルとした10/21は、確定値4,140.75ドルだった(前号の+0.14%は、10/20確定値4,124.85ドルとの比で+0.39%)。12月限の先物の10/22清算値は未確認

Macro Drivers(三軸)

実質金利:2.64%へ大きく低下(−12bp)。3日で2.80%から−16bp

金追い風を受けても売られた
軽い側
  • 実質金利 2.64%(−12bp)
  • ドル 101.62(−0.16%)
重い側
  • 金
XAU/USD4,028ドル▼ −2.73%Kitco 現物 4,021.20ドル(10/22 米国の午後遅く、−2.88%)

三軸はそろって金の追い風だったが、金は夏からの上げを消した。売りの主因は三軸の外にある。

ドル:101.62(読み取り)で小安(−0.16%)

地政学:ホルムズ海峡でのタンカーへの攻撃、サウジの施設への攻撃。緊張は高まった

資金フロー結論

三軸はすべて金の追い風だったのに、金は−2.73%と急落し、夏からの上げをほぼ消した(Kitco)。Kitcoは、原油高が利上げ観測を強め、金利の低下が金の支えにならなかったと書いた。Colombo氏は、AI株の売りに伴う換金売りや、FOMCを前にした警戒を挙げ、「金利が上がっていれば4,000ドルを割っていた」と述べた(Kitco)。前号まで続いた「三軸で説明しきれない売り」は、この日いちばん大きく表れた。

資金AI株の売り換金売りが金に及ぶ金は4,028ドルへ急落(金利の低下は支えにならず)

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株

S&P 500:7,663.43(−93.74、−1.21%)(10/22終値、Yahoo Finance ^GSPC。Kitcoも同値。FRED SP500の10/21分7,757.17は前号の値と一致)

注目恐怖指数の日米
  • VIX▲ +14.09%米国は19台へ上昇
  • 日経VI▲ +16.60%東京は35台へ上昇

Nasdaq総合:26,008.86(−694.00、−2.60%)(10/22終値、Yahoo Finance ^IXIC。Kitcoも同値)

ダウ平均:52,867.98(+11.89、+0.02%)(10/22終値、Yahoo Finance ^DJI。Kitcoも同値)

日経225: 62,907.84円(−1,713.40円、−2.65%、10/22終値、Yahoo Finance ^N225)

米国はハイテク株が売られ、ダウとラッセル2000は小幅に上げた。指数の差は、金利の低下で救われた銘柄と、AI投資への不安で売られた銘柄の差である。金利が17bp下がっても、Nasdaqの下げは止まらなかった。

東京は10/22、米国より先にAI関連株が売られて−2.65%となった。アジアの株安はハイテク株への売りが中心だった(Kitco)。10/23の東京は、Nasdaqの続落と、円高の両方を受ける。

資金ハイテク株・AI関連売り(Nasdaq −2.60%)/ 景気敏感株・小型株小幅買い(ダウ +0.02%)/ 日本株売り(日経平均 −2.65%)

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Crypto

BTC:81,256ドル(10/23 08:02 JST時点、CoinGecko)。10/22のUTC 0:00の基準値84,082ドルから−3.36%。前日の基準値(10/21)82,944ドルからは、10/22の基準値まで+1.37%

Nasdaqが−2.60%と下げ、BTCも8.1万ドル台へ下げた。2日続けて金より強かったが、この日はハイテク株・金と同じ向きに売られた。Yahoo Financeは、BTCが広い売りに加わり8.2万ドルを割ったと伝えた。実質金利の−12bpは支えにならなかった。

現物ETFの資金フローは、10/21分・10/22分とも未確認(Farsideの表を取得できなかった)。

資金ハイテク株売り / BTC売り(8.1万ドル台)/ 金売り / 米国債買い / 現物ETF未確認

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Volatility

VIX:19.03(10/22終値、10/21の16.68から+2.35、+14.09%、Yahoo Finance ^VIX。FRED VIXCLSの10/21分16.68は前号の値と一致)

日経VI:35.97(10/22終値、10/21の30.85から+5.12、+16.60%、Yahoo Finance ^NKVI.OS)

日米とも恐怖指数が跳ね上がった。日米の比は1.9倍で前日と変わらない。東京の35台は、米国の19台の倍近い水準のままである。

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今日の資金フロー

AI投資への不安ハイテク株の売り米国債への逃避金は金利の低下でも急落
資金ハイテク株売り(Nasdaq −2.60%)/ BTC売り(81,256ドル)
資金米国債買い(10年債 4.96%)= 実質金利 −12bp + 期待インフレ −5bp
資金金売り(4,027.69ドル、読み取り)/ 原油買い(Brent 113.17ドル)

総括:AI関連株の売りで資金は米国債に逃げた。原油は中東の攻撃で上げた。金は金利・ドル・地政学の三軸がそろって追い風だったのに急落し、逃避先として選ばれなかった。


マーケットポジション(中期の歪み)

最大の歪みは、金と三軸のずれが決定的に広がったことである。実質金利は3日で2.80%から2.64%へ、ドル指数も小安、中東の緊張も高まった。それでも金は10/19確定値4,140.83ドルから4,027.69ドル(読み取り)へ下げた。逃避の資金は米国債に向かい、金には向かわなかった。Kitcoは、利上げ観測が金の買いを抑えたと書いている。

二つ目は、原油高と期待インフレ率の逆行。Brentは113.17ドルと5か月ぶりの高値なのに、期待インフレ率は2.37%から2.32%へ下がった。市場は原油高の物価への影響より、株安と景気の減速を重く見た。

三つ目は、AI関連への資金の向き。前号で「10/22の本取引で評価が定まるか」と書いたメタは約7%下げた。AI投資の規模への不安が、ハイテク株・BTC・金を同時に売らせた。


Next Flow(短期)

シナリオA:金が4,068ドルを戻す

AI関連株の売りが一服し、換金売りが止まる実質金利は2.6%台で落ち着く中東の緊張で地政学の買いが戻る金は4,068ドル(Kitcoの最初の抵抗)を戻し、4,125ドル(10/20確定値)を試す

シナリオB:4,000ドルを割る

10/23のPMI速報や10/27〜28のFOMCで利上げ観測が強まる金利の低下が止まり、金の支えが無くなる金は4,000ドルを割り、夏の支持帯の下端3,900ドルを試す

シナリオC:Brentが113ドルを保ち、期待インフレが戻る

ホルムズ海峡とサウジの施設への攻撃が続くBrentが清算値で113ドル台を保つ期待インフレ率が2.32%から戻り、名目金利の低下が止まる金は地政学の買いと金利の逆風の綱引きで、4,000〜4,068ドルの中で方向が決まらない

Market Bias(短期)

ややリスクオフ。AI関連株が売られ、資金は米国債に逃げた。原油は中東の攻撃で5か月ぶりの高値。金は金利とドルの追い風を受けても急落し、4,000ドルの節目に近づいた。

最優先の監視項目は3つ。

  • 金:4,000ドルの節目を保つか。夏の支持帯は4,000〜3,900ドル
  • 原油:Brentの113ドル。ホルムズ海峡のタンカーへの攻撃とサウジの施設への攻撃
  • 指標と政策:10/23の米PMI速報とミシガン大学消費者信頼感、10/27〜28のFOMC、10/29の9月PCE

本日の市場スケジュール(JST)

  • 10/23 日本9月全国CPI、米10月PMI速報(22:45)、米ミシガン大学消費者信頼感指数の確報(23:00)
  • 10/27〜28 FOMC
  • 10/29 米9月PCE
  • 11/3 米中間選挙

情報元:


2026/10/23 08:40 JST 時点。主要トリガーはAI投資への不安で−2.60%と下げたNasdaq、4.96%へ17bp下がった米10年債、金利の低下でも4,028ドルへ急落した金、ホルムズ海峡の攻撃で113.17ドルをつけたBrent。