XAU / USD4,131+0.14%ドル指数 DXY101.69−0.04%米10年金利5.13%+1bp実質金利 10Y2.76%−1bpWTI原油97.15−0.68%S&P 5007,757.17+0.58%日経22564,621.24+0.85%BTC / USD84,386+1.74%
No. 23平日更新
2026年10月22日(木)
TEITEN定点資金の流れで読む、今日の市場
No. 232026年10月22日(木)

2026/10/22(木)|Nasdaqは+1.05%と反発しダウは+0.69%、米10年債は5.13%で横ばい。金は4,131ドルと小幅に戻すも4,141ドルに届かず、WTI12月限は97.15ドル、Brentは108.82ドルで横ばい

10/21の米国は、決算の上振れが続いてNasdaqが26,702.86(+1.05%)、S&P500が7,757.17(+0.58%)と上げた。米10年債は5.13%(+1bp)、実質金利は2.76%(−1bp)でほぼ動かず、ドル指数も読み取りで101.69と横ばい。金はUSAGOLDの読み取りで4,130.76ドル(+0.14%)と下げ止まったが、4,141ドルは戻せなかった。引け後のメタは時間外で上げ、テスラは下げた。

Financial and Marketing M16編集:村瀬 一郎2026.10.22 発行更新 08:30 JST
XAU / USD
4,131
+0.14%
ドル指数 DXY
101.69
−0.04%
米10年金利
5.13%
+1bp
実質金利 10Y
2.76%
−1bp
WTI原油
97.15
−0.68%
S&P 500
7,757.17
+0.58%
日経225
64,621.24
+0.85%
BTC / USD
84,386
+1.74%
本日の要点
  1. 米10年債は5.13%(+1bp)、2年債は4.81%(+2bp)、30年債は5.42%で横ばい(財務省、10/21)。実質金利は2.76%(−1bp)。金利はほぼ動かず、前日のような長期債の買いは続かなかった。
  2. 金の現物はUSAGOLDの読み取りで4,130.76ドル(10/21 17:04 山岳部時間)、10/20確定値4,124.85ドルから+0.14%。下げ止まったが、4,141ドル(10/19確定値)は戻せていない。
  3. 米国株は決算の上振れでそろって上げた。Nasdaqは26,702.86(+1.05%)、S&P500は7,757.17(+0.58%)、ダウは52,856.09(+0.69%)。VIXは16.68(−3.64%)。引け後、メタは時間外で約3%高、テスラは約2%安(TipRanks)。
  4. 原油は清算値で横ばい。Brent12月限は108.82ドル(+0.03ドル)、WTI12月限は97.15ドル(−0.67ドル、−0.68%)。サウジの油田へのドローン攻撃が伝わり、清算後にBrentは110.33ドルまで上げた(Rigzone/Bloomberg)。
  5. 東京は10/21に日経平均が64,621.24円(+0.85%)と反発。期待インフレ率(FREDが保守中)、ドル円・ユーロドルの10/21終値、BTC現物ETFの資金フローは未確認。BTCは84,386ドル(10/22 08:02 JST時点)。
テクニカル・レベル
  1. レジスタンス4,16610/16のUSAGOLD確定値(4,165.61ドル)。続落の起点
  2. レジスタンス4,14110/19のUSAGOLD確定値(4,140.83ドル)。10/21は手前で止まった。12月限先物の清算値は4,150.00ドルで、現物より上にある
  3. 現在値4,13110/21のUSAGOLD読み取り(4,130.76ドル、10/21 17:04 山岳部時間)。確定値ではない
  4. サポート4,12510/20のUSAGOLD確定値(4,124.85ドル)。続落の底
  5. サポート4,11110/7のUSAGOLD確定値(4,110.82ドル)
  6. サポート4,10610/14のUSAGOLD確定値(4,105.85ドル)。CPI当日の安値

2026/10/22 08:30 JST(10/21の米国セッションを扱います)


Macro Theme

10/21の米国は、決算の上振れでハイテク株が買い戻された。Nasdaqは26,702.86(+1.05%)、S&P500は7,757.17(+0.58%)、ダウは52,856.09(+0.69%)と3指数がそろって上げ、VIXは16.68(−3.64%)へ下がった。前日にAI関連で方向が定まらなかった分を戻した形である。

資金フロー今日の流れ
  1. 決算で AI株が戻る
  2. 金利は ほぼ横ばい
  3. ドルも 動かず
  4. 金は 下げ止まり
決算の上振れSMCI・SpaceXなど
ハイテク株の買い戻し Nasdaq +1.05%
金利は横ばい 10年債 5.13%
恐怖指数の低下 VIX 16.68
ドルは横ばい 101.69(読み取り)
金は小幅に戻す

決算の上振れでハイテク株が買い戻された。金利とドルは動かず、恐怖指数は日米とも下がった

金利とドルはほとんど動かなかった。米10年債は5.13%(+1bp)、実質金利は2.76%(−1bp)、ドル指数は読み取りで101.69(−0.04%)。金はUSAGOLDの読み取りで4,130.76ドル(+0.14%)と下げ止まったが、4,141ドル(10/19確定値)には届かなかった。原油は清算値で横ばいで、清算のあとにサウジの油田への攻撃が伝わって上げた。

資金ハイテク株買い戻し(Nasdaq +1.05%)/ 米国債横ばい(10年債 5.13%)/ 金小幅な買い戻し(4,131ドル)/ 原油清算後に買い(Brent 110.33ドル)

Market Drivers

① 決算の上振れ:Nasdaqは+1.05%、引け後はメタ高・テスラ安

Super Micro Computer(SMCI)は第1四半期の売上高見通しを185億〜195億ドルと、従来の145億〜155億ドルから引き上げて上げた(Investrade)。SpaceXは第3四半期の売上高が146億ドル(前年比+161%)、純利益44億ドルと発表した(Investrade)。Northern Trust、Chubb、AT&Tも利益が予想を上回った(Investrade)。一方でAbbottは医療機器部門の売上高が58.3億ドルと予想の58.8億ドルに届かなかった(Investrade)。

引け後にはメタとテスラが決算を出した。メタの第3四半期の売上高は646億ドル(前年比+26%)、調整後1株利益は7.40ドルで、年間の設備投資の見通しを1,350億〜1,450億ドルとし、1対2の株式分割も発表した。時間外で約3%上げた(TipRanks)。テスラは売上高281億ドル、調整後1株利益0.48ドルで、時間外で約2%下げた(TipRanks)。

決算が良い銘柄が買われ、前日に揺れたAI関連も戻った。ただしメタの設備投資は大きく、10/22の東京と米国でAI関連への資金がどちらへ向くかはまだ決まっていない。

② 金利の一服:10年債は5.13%、実質金利は2.76%

10年債は5.13%(+1bp)、2年債は4.81%(+2bp)、30年債は5.42%(±0bp)だった(財務省、10/21)。Fed高官はFOMC(10/27〜28)を前に発言を控える期間にあり、材料は乏しかった(Investrade)。週次の住宅ローン申請指数は−5.3%、30年固定金利は7.50%から7.41%へ下がった(MBA、Investrade)。

前日の長期債の買いは続かず、金利はほぼ動かなかった。2年が上がり30年が動かない形は前日と同じで、2年と10年の差は32bpへ縮んだ。

③ 原油:清算値は横ばい、清算後にサウジの攻撃で上げ

Brent12月限は+0.03ドルの108.82ドル、WTI12月限は−0.67ドルの97.15ドル(−0.68%)で清算した(Investrade、Rigzone/Bloomberg)。EIAの週次統計で原油在庫は306万バレル減の4億1,250万バレルだった(Investrade)。清算のあと、サウジ・アラムコの油田がドローン攻撃を受けて2人が死亡したとサウジ国営通信が伝え、米国務省が湾岸の大使館の一部職員と家族の退避を準備していると報じられた(Rigzone/Bloomberg、Reutersを引用)。Brentは清算後の取引で110.33ドル、WTIは98.41ドルまで上げた(ニューヨーク時間15:09、Rigzone/Bloomberg)。

清算値には表れていないが、地政学の材料は10/22に持ち越された。Brentは清算後に110ドルを超えており、10/22の清算値で110ドルを上抜けるかが焦点になる。

情報元:


金利(起点)

米10年債利回り:5.13%(10/21、財務省 日次イールドカーブ。10/20は5.12%で+1bp。Investradeは5.145%と伝えたが、系列の値を採る。FRED DGS10は保守中で照合できなかった)

金利金利は一服した
米10年債5.13%▲ +1bp2年債との差は32bp
実質金利2.76%▼ −1bp
動かない金利

前日の長期債の買いは続かず、10年債は5.13%でほぼ横ばい。実質金利は2.76%へ1bp低下。FOMC前で材料は乏しい。期待インフレ率は未確認。

定点米10年債利回り直近20号
高 5.31%10/6 安 5.09%10/19 10/22 5.13%

米2年債利回り:4.81%(10/21、財務省。10/20は4.79%で+2bp)

米30年債利回り:5.42%(10/21、財務省。10/20と同じ)

日本10年債利回り:2.927%(10/20、財務省の最新掲載分。10/19は2.935%で−0.8bp。10/21分は未掲載)

実質金利(TIPS10年):2.76%(10/21、財務省 実質利回りカーブ。10/20は2.77%で−1bp)

期待インフレ率(10年BEI):未確認(FRED T10YIE が保守中で取得できなかった)。名目5.13%と実質2.76%の差は2.37%で、10/20の2.35%から+2bp。これは計算値で、T10YIE の値ではない

10年債の+1bpは、実質金利の−1bpと、名目と実質の差の+2bpに分けられる。動きは小さく、前日まで続いた「実質金利だけが動く」形は、この日は見られなかった。曲線は2年債だけが上がり、2年と10年の差は33bpから32bpへ縮んだ。日米の金利差は10/20の値どうしで約2.19ポイント。

資金名目5.13%実質2.76%(−1bp)+ 名目と実質の差2.37%(+2bp、計算値)(10/21)
資金米短期債小幅売り(2年債 +2bp)/ 米長期債横ばい(30年債 ±0bp)

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ドル

DXY:101.69(10/21 18:04 ニューヨーク時間の読み取り、Yahoo Finance DX-Y.NYB。終値ではない。10/20終値101.73から−0.04%)。前号で読み取り101.73とした10/20は、終値101.73で確定した

定点ドル指数(DXY)直近20号
高 102.5310/15 安 100.379/22 10/22 101.69

USD/JPY:未確認(10/21の終値を複数社で確かめられなかった)。Investradeは158.18と伝えた

EUR/USD:未確認(同上)。Investradeは1.1235と伝えた

ドルは横ばいで、金利の一服とそろっている。ドル指数は10/16終値101.84と10/20終値101.73の間で動いており、方向は出ていない。

資金ドル横ばい(DXY 101.69、読み取り)

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商品

WTI:97.15ドル(−0.67、−0.68%、12月限の10/21清算値。Investrade、Rigzone/Bloombergが同値。前号から12月限で比べる。前号で出所が割れた12月限の10/20清算値は、Investradeの前日比から97.82ドルで、Rigzone/Bloombergの値と合う)。Rigzone/Bloombergの「−4.6%」は満期を迎えた11月限(101.79ドル)との比較。清算後は98.41ドルまで上げた

定点金(XAU/USD)直近20号
高 4,353.239/22 安 4,10710/15 10/22 4,131ドル

Brent:108.82ドル(+0.03、+0.03%、12月限の10/21清算値。Investrade、Rigzone/Bloombergが同値。前号の10/20清算値108.79ドルと同じ限月で比較)。清算後は110.33ドルまで上げた

金(現物):4,130.76ドル(10/21 17:04 山岳部時間のUSAGOLD価格履歴の読み取り。確定値ではない。10/20確定値4,124.85ドルから+5.91ドル、+0.14%)。表の前日比欄は−10.00ドルで、10/20確定値との差と合わない。翌号で確定値と照合する。前号で読み取り4,122.28ドルとした10/20は、確定値4,124.85ドルだった(前号の−0.45%は確定値どうしでは−0.39%)。12月限の先物は+7.40ドルの4,150.00ドル(+0.18%、10/21清算値、Investrade。Yahoo Finance GC=Fの10/20終値4,142.60ドルからの差と一致)

Macro Drivers(三軸)

実質金利:2.76%へ小幅に低下(−1bp)。2日続けて下がった

金下げ止まったが戻りは鈍い
軽い側
  • 実質金利 2.76%(−1bp)
  • ドル 101.69(−0.04%)
重い側
  • 金
XAU/USD4,131ドル▲ +0.14%12月限先物 4,150.00ドル(10/21清算値、+7.40ドル)

続落は止まったが、4,141ドルの手前で止まった。三軸の追い風に対して戻りは小さい。

ドル:101.69(読み取り)で横ばい(−0.04%)

地政学:サウジの油田へのドローン攻撃と米大使館の退避準備は、清算後に伝わった。金の値(USAGOLDの17:04 山岳部時間)にどこまで入ったかは分からない

資金フロー結論

金は続落のあと、+0.14%と下げ止まった。ただ、実質金利は2日で−4bp、ドル指数も2日続けて下がったのに、戻りは4,125ドルから4,131ドルまでにとどまる。前号で書いた「三軸で説明しきれない売り」は弱まったが、買いが戻ったとは言えない。上は4,141ドル(10/19確定値)、下は4,125ドル(10/20確定値)が近い。

資金ハイテク株の買い戻し金利とドルは横ばい金は4,131ドルへ小幅に戻す

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株

S&P 500:7,757.17(+44.60、+0.58%)(10/21終値、Yahoo Finance ^GSPC。Investradeも7,757。FRED SP500は保守中で照合できなかった)

注目恐怖指数の日米
  • VIX▼ −3.64%米国は16台へ低下
  • 日経VI▼ −4.13%東京も30台へ低下

Nasdaq総合:26,702.86(+278.04、+1.05%)(10/21終値、Yahoo Finance ^IXIC。Investradeも+278.04)

ダウ平均:52,856.09(+360.21、+0.69%)(10/21終値、Yahoo Finance ^DJI。Investradeも+0.69%)

日経225: 64,621.24円(+545.82円、+0.85%、10/21終値、Yahoo Finance ^N225)

米国は決算の上振れで3指数がそろって上げた。Nasdaqの+1.05%が最も大きく、前日に方向が定まらなかったAI関連が戻った。金利が動かなかったことも、高い金利への不安を和らげた(推測を含む)。

東京は10/21、前日の米国のダウ高を受けて反発した。10/22の東京は、Nasdaqの反発と、引け後のメタ高・テスラ安の両方を受ける。

資金ハイテク株・決算の上振れ銘柄買い(Nasdaq +1.05%)/ 日本株買い戻し(日経平均 +0.85%)

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Crypto

BTC:84,386ドル(10/22 08:02 JST時点、CoinGecko)。10/21のUTC 0:00の基準値82,944ドルから+1.74%。前日の基準値(10/20)81,875ドルからは、10/21の基準値まで+1.31%

Nasdaqが+1.05%と上げ、実質金利が−1bpの日に、BTCは8.4万ドル台へ上げた。2日続けて金より強く、ハイテク株と同じ向きに動いている。金は+0.14%の小幅な戻りにとどまった。

現物ETFの資金フローは、10/20分・10/21分とも未確認(Farsideの表を取得できなかった)。

資金ハイテク株買い / BTC買い(8.4万ドル台)/ 金小幅な買い戻し / 現物ETF未確認

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Volatility

VIX:16.68(10/21終値、10/20の17.31から−0.63、−3.64%、Yahoo Finance ^VIX。FRED VIXCLSは保守中で照合できなかった)

日経VI:30.85(10/21終値、10/20の32.18から−1.33、−4.13%、Yahoo Finance ^NKVI.OS)

米国は2日続けて恐怖が和らぎ、東京も下がった。日米の比は1.9倍で前日とほぼ同じ。下がったとはいえ、日経VIの30台はVIXの倍近く、東京の警戒は米国より強いままである。

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今日の資金フロー

決算の上振れハイテク株の買い戻し金利とドルは横ばい金は下げ止まり
資金ハイテク株買い(Nasdaq +1.05%)/ BTC買い(84,386ドル)
資金米国債横ばい(10年債 5.13%)= 実質金利 −1bp + 名目と実質の差 +2bp(計算値)
資金金小幅な買い戻し(4,130.76ドル、読み取り)/ 原油清算値は横ばい、清算後に買い(Brent 110.33ドル)

総括:決算の上振れで資金はハイテク株とBTCに戻った。金利とドルが動かない中で金は下げ止まったが、戻りは小さく、資金が金に戻ったとは言えない。


マーケットポジション(中期の歪み)

最大の歪みは、引き続き金の戻りの鈍さである。実質金利は2日で2.80%から2.76%へ下がり、ドル指数も2日続けて下がったが、金は10/19確定値4,140.83ドルの水準を戻していない。同じ代替資産のBTCは2日で8.2万ドルから8.4万ドル台へ上げた。資金はリスク資産の側に戻っており、金は三軸の追い風を受けても買われにくい状態が続く。

二つ目は、原油の清算値と清算後の値の差。10/20はBrentが日中に111.99ドルまで上げて108.79ドルで清算し、10/21は108.82ドルで清算したあと110.33ドルまで上げた。2日続けて、清算値の外側で大きく動いている。サウジの油田への攻撃と米大使館の退避準備で、地政学の材料はむしろ増えた。

三つ目は、AI関連への資金の向き。メタは年間の設備投資を1,350億〜1,450億ドルと見込む。時間外では上げたが、AI投資の負担への不安は前日まで株を揺らしていた材料であり、10/22の本取引で評価が定まるかを見る。


Next Flow(短期)

シナリオA:金が4,141ドルを戻す

メタの時間外の上げが本取引に続き、リスク資産への資金が保たれる実質金利は2.75%前後、ドル指数は101台後半で落ち着くサウジの攻撃で地政学の買いが加わる金は4,141ドル(10/19確定値)を回復し、4,166ドル(10/16確定値)を試す

シナリオB:戻りが続かず、4,125ドルを割る

金利とドルが動かない中で金の買いが細る金は4,125ドル(10/20確定値)を割り、4,111ドル(10/7確定値)と4,106ドル(10/14確定値)を試す下げ止まりは一時的だったことになる

シナリオC:Brentが110ドルを清算値で上抜け、期待インフレが動く

サウジの油田への攻撃と湾岸の大使館の退避が続くBrentが清算値で110ドルを上抜ける名目と実質の差が2.37%から広がり、名目金利を押し上げる金は地政学の買いと金利の逆風の綱引きで、4,106〜4,166ドルの中で方向が決まらない

Market Bias(短期)

中立。決算の上振れでハイテク株が戻り、恐怖指数は日米とも下がった。金利とドルは動かず、金は下げ止まったが4,141ドルの手前で止まった。原油は清算後にサウジの攻撃で上げている。

最優先の監視項目は3つ。

  • 株:メタ(時間外で約3%高)とテスラ(約2%安)の決算を受けた10/22のNasdaq
  • 原油:Brentの110ドル。清算後の110.33ドルが清算値で続くか。サウジの油田への攻撃と湾岸の米大使館の退避準備
  • 金の4,141ドル(10/19確定値)の回復と、4,125ドル(10/20確定値)の維持

本日の市場スケジュール(JST)

  • 10/23 日本9月全国CPI、米欧の10月PMI速報、米ミシガン大学消費者信頼感指数
  • 10/27〜28 FOMC
  • 11/3 米中間選挙

情報元:


2026/10/22 08:30 JST 時点。主要トリガーは決算の上振れで+1.05%と反発したNasdaq、5.13%でほぼ動かなかった米10年債、4,131ドルで下げ止まった金、清算後にサウジの攻撃で110ドルを超えたBrent。